医療用ホワイトニングのすすめ
ホワイトニングは歯を削らない審美治療のひとつとして認知されていますが、歯科クリニックで行うオフィスホワイトニングでは主に過酸化水素を、自宅で行うホームホワイトニングでは主に過酸化尿素を使用します。これらはいずれも過酸化水素を主成分としており、市販のホワイトニング歯みがき粉やホワイトニングサロンで使用される薬剤には含まれていません。また、ホワイトニングでは歯を漂白して白くするだけでなく、歯周病予防効果もあることが報告されています。2016年に日本歯科医師会が行った「10代から70代1万人に聞く、歯や口の悩み」調査によると、10代から60代のどの年代においても「歯の色が気になる」と回答した人が多く認められました。お若い方はもちろんですが、ご年配の方でも医療用ホワイトニングを受けていただくことが可能です。
※ホワイトニング前にエックス線撮影、歯周病検査、歯面清掃が必要です。
※自由診療になります。
ホワイトニングの症例
年齢 | 60代 |
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性別 | 女性 |
治療内容 | ホームホワイトニング |
施術後の様子 |
歯面のきれつ線、切縁の着色もきれいになった。 |
ホワイトニング期間 | 約3か月 |
総額費用 |
上下30,000円 |
副作用 | 知覚過敏、歯髄炎 |
このような方に
おすすめです
歯の色を取り戻したい方 | 歯が黄ばんでいることで見た目に自信を持てない方に最適です。 |
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笑顔に自信を持ちたい方 | 白く美しい歯は、笑顔を明るくし、自信を持って人前に出ることができます。 |
削らずに 歯を白く したい方 |
歯を削ることなく、自然な方法で歯を白くしたい方に最適です。 |
大切な イベントを 控えている方 |
結婚式や面接、パーティーなど特別なイベントの前に歯を白くしたい方におすすめです。 |
接客業や 営業職の方 |
人と接する機会が多い職業では、第一印象が重要です。白い歯で好印象を与えることができます。 |
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うプロフェッショナルなホワイトニングです。歯科医師や歯科衛生士が専用の薬剤を歯に塗り、専用の光を照射して歯を白くします。この方法の大きな特徴は、1回の施術で効果を実感できる点です。即効性が高いため、短期間で白い歯を手に入れたい方に最適です。オフィスホワイトニングでは、通常20分程度の光照射を1回行いますが、より高い効果を得るためには2~3回の施術が推奨されます。大切なイベントを控えている方や、短期間で歯を白くしたい方におすすめの方法です。安全性が高く、安心して受けることができますが、まれに知覚過敏などの症状が出ることもあります。その場合はエナメラスト、ウルトライーズなどの知覚過敏抑制剤を使用します。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、自宅で自分のペースで取り組めるホワイトニング方法です。歯科医院で専用のマウスピースを作成し、そこにホワイトニング薬剤を入れて使用します。患者様のライフスタイルに合わせて、空いた時間に自由に取り組むことができるのが特徴です。ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて即効性はありませんが、その分歯への負担が少なく、薬剤がしみることが少ないため、手軽に始めることができます。通常、2週間から1ヵ月ほどで効果が現れ、オフィスホワイトニングに比べて白さが長持ちするのも特徴です。また、薬剤に水分が含まれているため、歯に潤いを与えつつ白くすることができ、自然な仕上がりが期待できます。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングの後にホームホワイトニングを行う方法です。オフィスホワイトニングで即効性のある白さを実感しながら、ホームホワイトニングを続けることで、効果を長持ちさせることができます。オフィスホワイトニングだけでは、短期間での白さは得られるものの、色戻りが起こる可能性がありますが、ホームホワイトニングを併用することでそのリスクを軽減し、長期間にわたって白さを維持できます。デュアルホワイトニングは、最も高い漂白効果が期待できる方法であり、より短期間で理想の白さを得たい方や、長期間白さを維持したい方に適しています。